公文式教室の弊害

Ao

2012年05月09日 20:56

公文式に弊害があるというのは公文に限らず幼児教育に弊害があるといえます。
公文式では幼児期から読み聞かせを推奨し、弊害と言われた本には、
幼児がロボットのような作文を残すエピソードもつづられています。
これは公文式に限らず、幼児教育を推進する派の行き過ぎるを否定するかのような意見があります。

公文式には弊害があるといわれると
これから公文に通わせたい、公文に通わせているけど大丈夫?と
思ってる保護者には、とっても不安ですよね。

幼児期に勉強ばかりさせるのではなく親子の愛情を育み、
たくさん自然と触れさせお友達と遊ぶ機会を設けることは
とてもその子にとって豊かになることであるのは間違いないと思います。

しかし、小さいころから勉強をしていた子供と、中学生になり受験が近くなり
勉強をした子では、10年以上の時間差があることは否定できないのです。

幼児教育の弊害としてあげられる背景には、

公文式では一時期「幼児方程式」と称して、
算数学習が進めば幼児が方程式まで解けるようになると宣伝し、
公文会長の著書『新「公文式算数のひみつ」』などでもその有効性を主張していた。
しかし、誰もが方程式まで解けるようになると誤解した保護者が
多量のプリントをこなすよう子供を追い詰めるなど、行き過ぎた早期教育の弊害が指摘され、
また保坂展人の著書などで批判されたためか、現在ではこの言葉を宣伝に使うことはなくなっている。
(ウイキペディアより一部抜粋)

ということがあったようです。

しかし本当に幼児が方程式を解く姿を見た指導者は、

「すごい」と感じることのほうが多いと思います。もちろん親御さんであっても。

行き過ぎる幼児教育に疑問を持つことは普通のことだと思いますが、
天才というのは存在しますので、否定はしなくてもいいと思います。

公文式に対する批判をしている方は、
教育関係者(先生や学習塾運営者)が多いと思います。
一部ご紹介させていただきます。


・字が雑
・見直さない
・暗算で解こうとする
・早くできればいいと思っている
・じっくり考える姿勢がない
・読解力に乏しく、これらのクセをなおさせるのが大変な作業

公文式を学び途中で学習塾に入ったお子様にはみられる傾向だと思います。


が・・・・


公文式では、時間と戦い、暗算ができるまで同じ問題を何度も行い、
100点になるまで何度も見直し自力で回答していきます。

読解力がなければ100点を取ることはできないのです。

公文をやっている子は我慢強いし辛抱強くなります。
またほんとできる子ではずるがしこくもなるかもしれません。

しかし親に強制されることもある中できちんと続けられる子供たちには
弊害よりとても素晴らしい力がついていることと思います。

行き過ぎる親の期待。これは公文式だけでないと感じます。

関連記事